※はじめにお読みください:バンクーバー国際空港やバンクーバー市内とウィスラー間を運行しているスカイリンクスバスのような長距離定期バスは通常通り営業しています。
1月29日の朝から、スコーミッシュ、ウィスラー、ペンバートンのSea to Skyエリアで、BC Transit社が運行している市内の路線バスがストライキに入り、全路線運休してしまいました。
ピークニュースマガジンの記事に概要がありますが、待遇改善を求める労組側の主な主張としては、バンクーバーやビクトリアエリアの同等の仕事と比較し、時給換算で3-5ドル低いとのこと。
今のところストライキの期間は未定。似たような事例が過去にないか調べてみたところ、2001年にバンクーバーの路線バス従業員が実施したストライキでは、なんとその期間は123日間にも及んだとのこと。また交渉自体がまとまって終了したわけではなく、州政府が従業員に強制的に仕事をさせる法律を制定(もちろん、ある程度の待遇改善が法律に含まれたそうです)してストライキが終わったそうです。
ウィスラーへの旅行や現地生活への影響は?
短期旅行でウィスラーに来られる方で路線バスを利用する場面は少ないので、旅行者の方への直接的な影響は少ないとは思いますが、現地住民が自家用車を使う頻度が増えるために、駐車場の混雑や週末の渋滞などは若干悪化するかもしれません。
また、BC Transit社が運行していたウィスラービレッジとアッパービレッジを結ぶ無料シャトルバスやウィスラービレッジ内を巡回する無料シャトルバスも運休となっていますので、その点はご注意ください。
現地住民にとっては、普段の生活の足として使っている方も多いので、タクシー、ライドシェア、ヒッチハイクなどなんらかの代替手段を確保しなければ仕事に行くこともできず、ダイレクトに影響しますので(私自身も困っています汗)、とにかく早期解決を願うばかりです。
≪運行に関する更新情報についてはBC Transit社のツイッターを参照ください≫
https://twitter.com/whistlertransit