既にスタッフM.O.がブログ記事にしているJAL系LCCのZIPAIRですが、今回バンクーバー⇒成田間を私T.W.も実際に利用してみました。本記事では、過去のM.O.の記事を補足・拡張できるような形で、実際の機内体験を中心にレポートします。フライトスケジュールや基本的な運航情報については、ぜひM.O.の記事をご参照ください。
1. 事前準備&持ち込み食料
ZIPAIR は基本的に機内食やドリンク(水も有料)が付いていない LCC スタイル。今回は出発前に少し時間があったので、セキュリティ通過後に クレジットカード特典のラウンジを利用し、しっかり朝食をとって準備完了。
さらに、ウォーターボトルに水を補充し、ジュースを一本購入して機内に持ち込みました。これでフライト中の飲み物代を節約できます。加えて、前日にスーパーで買っておいたスナックも少し持ち込み、長時間フライトへの備えは万全です。
※飲料は空港のセキュリティを通過できないので、飲み物はセキュリティ通過後に調達する必要があります。

2. 手荷物&収納スペース
ZIPAIRは機内持ち込み手荷物についても、無料の個数・サイズ制限が厳しめですが、そのおかげか頭上の荷物入れは結構余裕あり。フルサービスキャリアだと、真上の荷物入れが空いてない!ということが意外とありますが、その心配はなさそうです。

3. 無料WI-FIの実力はいかに!
ZIPAIRの座席には機内エンタメ用のディスプレイがありませんが、WI-FIが無料で使用可能です。実際に使ってみると、
- メッセージアプリ(LINEやMessenger) → ストレスなくやり取り可能、写真などは時間が少しかかる
- メールチェック → 問題なし
- ネットサーフィン → ページ読み込みに少しラグはあるが、十分実用範囲
- YouTubeなど動画 → 画質を最低に設定すればギリギリ行ける。かも。
ちなみに、離陸してすぐに速度を計測したところ ダウンロード4Mbps/アップロード2Mbpsが計測されました。無料サービスとしては十分実用的で満足できるレベルだと思います。

4. 機内有料販売メニュー
ZIPAIRでは食事やドリンクはすべて有料。実際の料金表のスクショを撮影したので掲載しておきます。意外とリーズナブルだなという印象。購入は機内WI-FIに繋いだ自身のスマートフォン等の端末から行います。
※2025年9月24日 バンクーバー発便の情報です。




まとめ
ZIPAIRのバンクーバー〜成田便は、LCCらしいシンプルさながらも、
- 持ち込み飲料等で節約可能
- 頭上荷物入れの余裕あり
- Wi-Fiは想像以上に快適
と、快適に過ごせる要素も多いフライトでした。個人的にバンクーバー↔東京のフライトに食事は不要と思っていた(9時間のフライトで2食は多過ぎる)ので、その点はむしろプラスポイントです。
強いて言うなら、小さいお子さんが少し多かったようで、泣いてしまっている方もいらっしゃいましたが、ノイズキャンセリングのヘッドフォンを使用していたので全く気になりませんでした。