カナダ国民の45%がワールドシリーズ最終戦を視聴!

山本由伸選手の異次元のピッチングに沸き、ドジャースの優勝で幕を閉じたMLBワールドシリーズ。大谷翔平選手、山本選手、そして佐々木朗希選手がドジャースに所属していたこともあり、日本でも多くの方がテレビや配信を通じて観戦されたのではないでしょうか。

対戦相手のブルージェイズは、カナダで唯一のMLBチーム。かつて川崎宗則選手が在籍し、22年から24年シーズンの途中まで菊池雄星選手も在籍していましたので、日本でも名前をご存知の方も多いと思います。

トロントのあるオンタリオ州と、私たちジャパナダスタッフが住むブリティッシュコロンビア州(ウィスラー、バンクーバーのある州)との間には、3時間の時差があります。そして、飛行機でも約5時間かかる距離のため、普段はブリティッシュコロンビア州の人たちがMLBを話題にすることはあまり多くありません。それでも今回は、普段全く野球など流さないウィスラーのローカルカフェでも、地元の人たちと観戦を楽しめたほど盛り上がっていました。(私はドジャースファンを応援していたので完全アウェーでしたが笑)

ワールドシリーズ第6戦、ハロウィーンナイトにウィスラーのローカルカフェで注目を集める佐々木朗希選手。とてもレアな光景。

実際、数字にもその熱狂が現れていたようで、カナダのスポーツ専門チャンネル「Sportsnet」によると、最終第7戦をカナダ人口の約45%にあたる1,850万人以上が一部または全部視聴したとのこと。まさに国を挙げての盛り上がりだったようです。

そしてもうひとつ、MLBに関する興味深い話題があります。MLBマニアの方はご存知かもしれませんが、近年、MLBでは新たに2チームを追加して32球団体制にするという拡張(エキスパンション)の議論が進んでいます。

その候補地のひとつとして、なんとバンクーバーの名前も挙がっているとのこと。MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏も「カナダには明らかに可能性のある都市がある」と語っており、報道によればバンクーバーを名指しで評価した場面もあったそうです。

もし将来、バンクーバーにMLBチームが誕生したら、カナダの野球人気は拡大し、私(T.W.)はシーズンシートを購入してウィスラーからバンクーバーまで通う日々が始まるかもしれません(笑)

カナダ/ウィスラーの個人旅行専門旅行会社「JAPANADA」のスタッフが、現地の最新情報やウィスラーでの日常などを配信しています。

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