長野県出身の私(T.W.)にとって、雷鳥はとても身近な存在です。というのも、雷鳥は長野県の「県鳥」であり、お土産の定番といえば「雷鳥の里」というお菓子。子どものころから名前だけはよく耳にしていました。とはいえ、雷鳥は国の特別天然記念物であり、絶滅危惧種でもあるため、日本で野生の雷鳥を見たことはこれまで一度もありません。

実はここウィスラーの高山帯にも雷鳥(英語名:Ptarmigan)が生息していて、アルパインエリアをハイキングしていると、運が良ければ姿を見られることがあります。先日、ブラッコム湖からの帰り道で偶然にも雷鳥を発見しました。
エサを食べるためか少し開けたところで、活発に動いていたので気がつくことができたのですが、停止状態だと背景に完全に溶け込んでしまうので、ハイキングしながら見つけるのは本当に至難の業です。

ちなみにこの日は、マーモットも活発に動き回っており、かなりの至近距離で観察することができました。9月に入り高山植物の花のシーズンは終わってしまいましたが、野生動物たちとの出会いはまだまだ楽しめます。ハイキングツアーも引き続き催行中ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。