2021年9月23日、ウィスラーブラッコムスキー場の親会社であるベイルリゾート社は22-23シーズンに向けたグループ全体のリフトアップグレードプログラムを発表しました。
それによると、3億2000万ドルの新規投資計画で、14リゾートの19リフトが新規建設もしくは架け替えになるそうです。
ウィスラーブラッコムスキー場では、クリークサイドビレッジの「クリークサイドゴンドラ」とクリークサイドゴンドラから接続される「ビッグレッドエクスプレス」が対象となっています。
クリークサイドゴンドラは8人乗りキャビンに
現在のクリークサイドゴンドラは1996年に架けられた6人乗りキャビンですが、初代ゴンドラは4人乗りで1965年のスキー場オープンと同時に営業が開始されました。
今回のアップグレードで8人乗りになり、輸送キャパは35%アップするようです。
ビッグレッドエクスプレスは6人乗りチェアリフトに
ビッグレッドエクスプレスも過去に何回か架けられてきましたが、初代「レッドチェア」はクリークサイドゴンドラ同様に1965年のスキー場オープンと同時に営業開始されています。
こちらは4人乗りから6人乗りの高速チェアリフトにアップグレードされ、輸送キャパは30%アップとのこと。
ウィスラーブラッコムスキー場は北米最大級の規模を誇るスキー場ですが、ベースから山にあがるメインのリフトは、ブラッコムゴンドラ、ウィスラーゴンドラ、クリークサイドゴンドラの3つのみ。
週末の朝などは、どうしてもこれらがボトルネックになり長蛇の列ができることもありましたが、今回のアップグレードで改善が期待できるでしょう。