
去年の10月に日本に一時帰国した際に面倒だなあ、と感じたのが空港到着後にするコロナに対する検疫手続の数々でした。約7カ所のブースを回り、各箇所で質問に答え、紙の書類をどんどん受け取り、サインをされ、PCR検査を受け・・・など、1時間ほどは空港内をぐるぐる歩いたのを覚えています。
しかし3月1日より、海外から日本に入国する前に、MySOSというスマートフォンのアプリ上で、あらかじめ検疫手続きの一部を済ませておくことができるようになり、入国時の手続を簡略化できる仕組み「検疫の入国前WEB手続(ファストトラック)」が用意されました!これで今まで長い列に並び、紙を係の方に見せるという作業がなくなり、入国後の検疫が一気に時短になりますね。
ファストトラックで済ませられる内容
- 出国前72時間以内に受けた検査証明書の提示
- 誓約書の提出
- スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用
- 質問票の提出
- ワクチン接種証明書の提出
実施される空港
羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港に到着する便で試行運用が実施されます。
手続の期限は?
乗便到着予定日時の16時間前までにアプリ上での事前登録を完了させてください。アプリ上で質問票WEB画面での入力を済ませると、アプリの画面に締切時間が表示されますので、締切時間までに登録を完了させてください。全ての必要事項を入力し、「審査完了」という黄色または緑色の画面が表示されれば登録は完了となります。
カナダ入国の場合は?
カナダは2020年11月21日より、カナダ入国の48時間以内で渡航出発前までに「ArriveCAN」というアプリで情報の提出が義務となっており、ここで検疫手続きのほとんどを済ませることができます。