カナダ ウィスラーの個人旅行専門店

カナダの災害、山岳地帯の山火事はどのように消火活動を行っているのでしょうか?

地震や台風もなく災害が少ないカナダですが、唯一の災害と言えば山火事です。気温が高い日が続く中なかなか雨が降らないと、空気が乾燥し、樹木同士の摩擦や雷により山火事が発生します。昨年はイエローナイフ、今年はジャスパーが山火事の被害に遭い、観光で人気のエリアだからといって安全というわけではありません。

ウィスラーが位置するブリティッシュコロンビア州(BC州)は「Beautiful British Columbia」と言われるほど、特に海岸沿いはWest Coast Mountain Rangeという山脈が連なり、緑が多いエリアです。BC州は、山火事の頻発する地域として知られており、その広大な森林は毎年のように危機にさらされています。そんな山岳地帯では地上からの消火活動は極めて困難なため、複数種類の航空機が消火活動に投入されています。

水陸両用機などは湖や河川から水を直接汲み上げて飛行し、火災現場へ向かうのに効率がよく迅速に対応できます。先日、ウィスラー周辺でも山火事が発生し、航空機が数機ほどグリーンレイクと火災現場を周回していました。

航空機を使用する消火活動はコストが高いため運用も難しいのですが、居住エリアを守るためには必要な活動です。また、自然に発生する山火事以外にも、人間が捨てたゴミなどから発生するケースもあります。一度火災が発生すると風の影響などで一気に燃え広がります。アウトドアで遊ぶときは、火の扱いは特に気をつけることはもちろん、ゴミの処理もきちんと行いましょうね。

カナダ/ウィスラーの個人旅行専門旅行会社「JAPANADA」のスタッフが、現地の最新情報やウィスラーでの日常などを配信しています。

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