「7th HEAVEN」はブラッコムマウンテンの代名詞とも言える有名なエリアです。ウィスラーマウンテンやブラックタスクを一望でき、見えている広大なエリアのほとんどを滑走することができます。
前日の18日に48cmの降雪があり、気温も冷えていたため麓でもサラサラな雪質でした。ただ、その日は上空で強風が吹いていたため、アルパインエリアのリフトは全てクローズ。そして今日は天気が良い予報で、一気に期待が高まりました。案の定、朝からゴンドラオープン前からたくさんの人で賑わい、オープン後は思い思いにパウダースノーを楽しむスキーヤーやスノーボーダーで溢れていました。となると、前日閉まっていたアルパインエリアのリフトがいつ開くのか予想が始まります。オープン時間はパトロールが安全にコースをオープンできるという判断によります。雪崩の危険がある場合などは、最前列に並べてもオープンするまで1時間以上待ちということも。
その中でも、7th Heavenは比較的早く開きやすいエリアのため、ゴンドラで登ってすぐにリフト乗り場まで駆け付けました。40分ほど待つとパトロールの最終点検が終わりリフトがオープン。そこには誰にも滑られていない新雪が待っていました。雪が深くフワフワと浮いているような感覚で滑ることができ、良い雪で3本滑走。すぐに満足感で満たされました。
タイトルにもあるように、「7th HEAVEN」は、直訳すると7つ目の天国。天国は7つあるといわれており、その中で最も高いのが7番目の天国になることから、スラングで「これ以上ないくらい最高!」という意味でも使われているそうです。十数年以上ぶりにウィスラーに来ましたというお客様からも、「7th HEAVENという名前だけはずっと覚えています!」という話をよく聞きます。