5月に入り暖かい春らしい陽気が続き、スキーやスノーボードを最後まで楽しんでいる傍ら、マウンテンバイクやハイキング、カヌーなどの夏のアクティビティを始める人たちも多く見られます。4月の降雪のおかげで山の上は積雪量は十分あり、まだバックカントリーも楽しめるので、私は友人と一緒にハイキング気分でバックカントリースキーで山へ登ってきました。
ウィスラーの隣町のスコーミッシュ側からガリバルディ州立公園へ入ると、エルフィンレイクスへのハイキングトレイルがあり、その周辺まで行って来ました。エルフィンレイクスはアルパインエリアにある湖で、岩々した山や氷河地帯を眺めながらハイキングやキャンプが楽しめるコース。残雪期である春はトレイルにも雪が残っているため、スノーシューやツーリングスキー等でのアクセスが必須ですが、逆に雪がないとスキー板を担いで雪があるところまで歩くことになります。この日は駐車場までトレイルには雪が残っていたためラッキー♪ハイキングトレイルを数時間歩き、途中からはウィンタールートに沿って歩きます。
途中、シェルターで休憩を取ったりのんびりと新緑が芽生え始めた自然の中を歩くと、徐々に景色が広がり、「Mt.Garibaldi」や「Atwell Peak」などが連なるダイアモンドヘッドエリアを目の前に望めます。ランチを食べたあとは2本程軽く滑ってトレイルを下り終了。春は気温が上がると雪が重みを増し雪崩が起きやすい時期でもあるので、斜度がない安全なトレイルを歩いてハイキング感覚で楽しむのも、バックカントリースキーの楽しみ方の一つです。
※涼しそうな景色ですが、腕と顔が日焼けで真っ赤になったことは内緒です…。日焼け止めは忘れずに!