10月中旬にカナダ ケベック州のモントリオールへ旅行に行ってきました。
同じカナダ国内ですが、バンクーバーからモントリオールへは直行便で5時間ほどかかります。さすがカナダというべきか国土の広大さを実感しました。
ケベック州といえばメープル街道など秋の紅葉が大変有名なのですが、今回の旅行ではモントリオール市街から北へ車で1時間半ほどの場所にあるモントランブラン・リゾート(Mont Tremblant Resort)へ紅葉狩りへ。1939年にオープンした歴史あるスキーリゾートです。
ウィスラーと同様に通年営業のリゾートで、ゴンドラに乗れば頂上エリアへはあっという間。ビューポイントからは穏やかな地形に彼方まで広がる紅葉の景色を楽しむことができ、まさに絶景でした。
ウィスラーを参考に?モントランブラン・リゾート
モントランブランは、スキー場の麓にビレッジが広がるリゾート一体型のスキー場施設なっていますが、この規模になったのは1991年にイントラウェスト社に買収されて以降の話。
イントラウェスト社は1986年にブラッコムスキー場を買収、1997年にはウィスラースキー場も買収し現在の「ウィスラーブラッコム」の形になり、ながらくウィスラーブラッコムの経営会社でした。
そんなイントラウェスト社ですが、モントランブランを開発するにあたり、ウィスラーを参考にしたと言われているようで、確かにビレッジを歩いてみると似たような雰囲気を感じる作りでした。
ちなみに、現在ではイントラウェスト社も買収され、マンモスマウンテンなど北米を中心にいくつものスキーリゾートを経営しているアルテラマウンテンカンパニーという会社が経営しています。
ウィスラーも現在はベイルリゾート社が経営していますし、各スキーリゾートの歴史を調べていくと、業界再編が続いていることを実感します。