2020年の3月に国境が閉鎖となって以来、ついにカナダからアメリカへの入国が可能となります。ワクチン完全接種を終えている方と限定されますが、来月11月8日より制限が解除になるとの発表で、もちろん旅行など不要不急の用事での入国もできるようになります。
入国の条件とは?
カナダへの入国同様、アメリカへの入国も完全ワクチン接種が済んでおり、その証明書の提出が必要となります。しかし、異なる点もあります。カナダ入国の際はPCR検査の陰性証明書の提出も必要ですが、アメリカ入国の際は陰性証明書の提出は求められないそうです。(空路の場合は必要です。)逆に、1回目と2回目のワクチンの種類が異なる場合、カナダへの入国では許可していますがアメリカは許可していません。
カナダ入国のための陰性証明は必要なため、カナダに戻る際には72時間以内に受けたPCR検査が陰性である必要があるため、入国と帰国で提出書類が異なるため混乱してしまいそうですが、こちらは両国政府同士で議論しているところとのこと。(カナダ入国の条件についての記事)
今後の見通し
カナダでは現在、カナダ政府が管理する航空、鉄道、海上輸送などの業務に携わるスタッフと乗客にワクチン接種を義務としており、また、11月中に国民のほとんどがワクチン完全接種を終えるよう計画しています。こういった手続きなども必要なくなる可能性もありますが、今後の動向にも注目していきたいと思います。