ウィスラーの夏のメインアクティビティの一つであるハイキング。氷河や氷河湖、高山植物や野生動物など、ゆったりと歩きながら大自然を満喫することができる人気のアクティビティです。そんなウィスラーでのハイキングはいつ頃がベストシーズンなのでしょうか。
残雪が多い初夏5~6月
5月下旬ごろまでスキー場がオープンしているウィスラーブラッコム。夏の観光ゴンドラの運行は5月下旬から6月上旬頃からのオープンとなっていますが、ハイキングトレイルには残雪がありオープンしているトレイルは限られます。しかし、一部のトレイルは歩けるように除雪されており、この時期だからこそ見ることができる高い雪の壁。また、麓や中腹までは雪は完全に融けているため、チャカマス湖コースはオープン。雪融けが早ければジョフリーレイクも例年6月中旬前後にオープンするため、美しい氷河湖の景色も楽しめます。
高山植物が育ち色とりどりのお花が見れる7~8月
7月上旬から中旬頃になると雪融けもだいぶ進み、森林限界上のアルパインエリアのトレイルがオープンしていきます。すると、トレイル脇にはアルパインエリアでしか見られない高山植物が育ち始めます。徐々にトレイルが黄色や白、紫など色鮮やかに染まり、まるで天国に来たかのようなお花畑の景色を楽しめます。その年の気候にもよりますが、8月に入ると徐々に見れるお花が少なくなっていきますので、お花が目当ての方は7月がお勧めです。
季節外れの降雪があるかも?? 9月
9月に入ると一度涼しい気候になり、山頂付近ではパラパラと雪が降るシーズンもあります。涼しくなったかとお思えばインディアンサマーがやってきて、また暖かい気候になりハイキングやキャンプにも心地よい時期となります。夏休みも終わり賑やかさも落ち着く時期ですので、ゆったりと自然を満喫したい方にはお勧め。朝晩は急に空気が冷えたりするので、暖かい服装は用意しておきましょう。
まとめ
と、各季節ごとの気候や見所の特徴をご案内いたしましたが、その年の気候やその日の天候に左右されるのがアウトドアアクティビティの難しいところでもあり楽しいところ。ハイキング目的で旅行時期を迷っている方は参考にしてみてください。
また、ウィスラーブラッコムスキー場からアクセスするトレイルはゴンドラの運行状況によってはアクセスできない時期があるので、スキー場営業形態はチェックしておきましょう。