雪が溶け、新緑が芽生える季節。カナダでも様々な山菜が採れることをご存じですか?ウィスラーでもコゴミやワラビなど、よく知られている山菜を採ることができます。コゴミはFiddle Headsとも呼ばれ、一部のカナディアンも食べるそうです。5月に入り暖かい天気が続くと一気に野草が育つため、先日、少し森の中を散策。すると、ちょうどハリブキの芽が生えてきていました。
ハリブキとはタラの芽もどきとも言われており、タラの芽と同じように新芽が生えてきます。新芽の根元から折ると、フワッとタラの芽と同じ香りがして懐かしさを感じます。英語ではDevil’s Clubと呼ばれ、古い茎の部分はトゲトゲしていて刺さると痛いのですが、新芽はトゲも毛のように柔らかいので問題ありません。近所のトレイル沿いに沢山生えているエリアがあり、毎年頃合いを見て採りに行くのですが、今回も大量に収穫できました。
食べ方もタラの芽と同じで、天ぷらやおひたしなどで美味しく食べることができます。早速、今回採れた分を天ぷらにして、お蕎麦と一緒に春の味を楽しみました。山菜を食べて春を感じるというところは、日本人ならではの感覚ですね♪