「ブラックタスク」という名前の山はご存じでしょうか。ウィスラーマウンテンの山頂に登られたことがある方は目にしたことがあるかもしれません。ウィスラーブラッコムスキー場に隣接するガリバルディ州立公園内にある、写真のように黒く尖った山がブラックタスクです。ウィスラー周辺に住む先住民族の方たちにとっては、力と強さの伝説的な存在であるサンダーバードの着陸場所を意味しているそうで、ウィスラーの象徴とも言える山です。
そんな、黒い牙と言われるように黒く尖った岩山ですが、実は、山頂まで登ることができるハイキングルートがあります。5年前に一度登って以来となりますが、先日ブラックタスクの山頂へ登ってきましたので、いくつかの見どころに分けてブログで紹介していきたいと思います。
ブラックタスクの山頂は標高2319m、駐車場から山頂までの距離は約16kmのルートとなります。こちらのルートは日帰りで行く方もいますし、中間にあるキャンプグラウンドで一泊し、荷物を軽くして登頂する方もいます。今回は友人とプランを考えた際、ブラックタスク近くで朝日を見たいとのアイデアから、一部のキャンプサイトがクローズしていたこともあり、夜中2時に登り始めて森林限界線より上で朝日を迎えるというプランに決めました。 ⇒その②へ続く