Ultimate Pump Track Challengeは複数のライダーが同時にスタートし、誰が早くゴールできるか競う競技です。先日紹介したDual Slalomとの違いは、Dual Slalomが斜面にコースを造成するのに対して、Ultimate Pump Track Challengeでは平らな場所により短距離のコースが造られ、また競技に使用するマウンテンバイクはチェーンレスとなります。
「チェーンレス=ペダルでバイクを漕げない」のですが、コース上の連続する起伏を走行する際に、「パンプ(日本ではプッシュとも呼ばれます)」というテクニックを使いバイクを加速させていきます。
一般的な大会用のパンプトラックのコースでは、1対1の2人用に設計されますが、今回のCrankworkのコースは4人同時にスタート可能な直線コースとなっていました。
タイム方式の予選で絞られた64人が、決勝ラウンドでは4人ずつ競技を行い上位2人が勝ち抜けていくトーナメント方式。今回新採用された競技フォーマットとのことでしたが、4人同時に走ることで迫力が増しており、競技自体の進行・展開も速いので、観客側にとってはよりエキサイティングだっと思います。
ちなみに、この競技で優勝したのはフランスのベテランライダーAdrien LORON選手。予選1位、決勝ラウンドも全て1位で通過してきた本命選手を下しての勝利で、さすがの勝負強さでした。
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