※はじめにお読みください:バンクーバー国際空港やバンクーバー市内とウィスラー間を運行しているスカイリンクスバスのような長距離定期バスは通常通り営業しています。
2022年1月29日から、ウィスラー、スコーミッシュ、ペンバートンのエリアではBC Transit社が運航している路線バスがストライキ(詳細はこちらの記事)に入り、全路線を運休しています。待遇改善を巡り、何度も交渉の場が設けられましたが動きがない状態が続いていました。そして、先月末から仲介者が間に入り、ついに先日、ストライキ開始から137日目となる14日に行われた投票で双方の同意が得られたとのことです。(137日間のストライキはブリティッシュコロンビア州の歴史上で最長だったそうです。)
最終的には、バンクーバーエリアの報酬までとはいかなかったものの、他のエリアの交通機関の賃金を満たしているか上回り、また、他の契約などの待遇も改善された新しい協定に同意が得られたとのことです。現時点ではすぐにバスの運行再開とはいかないようですが、ストライキ以前のレベルのサービスを提供するためにBC Transit社も準備をしているところだそうです。
巷では、次の冬まで動かないのではとの憶測も広がっていましたが、ストライキが終わりあとは運行再開を待つだけとなり、ひとつの不安が解消されたといってもいいでしょう。