寒い春が続くウィスラーでも山麓では雪解けが進み、例年より1-2週間遅れで新緑が鮮やかな季節を迎えています。散歩したり、マウンテンバイクで走ったりが気持ちいいときは、食料となる新芽を求めて山麓を徘徊するクマに遭遇する機会が増えるもの。特にクマの大好物のひとつ、タンポポの花が広がる場所では見かけることが増えました。
もしクマに出会ったら….。これまでも繰り返しブログで紹介してきましたが、昨日の記事でY.S3.が書いている通り、相手を刺激せずその場から離れる。クマやコヨーテ以外の鳥も含めたすべての野生動物に対し、人ができる最善の共存策と言われています。
今日もクマに気づいたローカルたちは、マウンテンバイクを止め静かに見守っていたものの、気づいた観光客が騒ぎ始めるとすぐに振り返り、「シーっ!」と指を口に当て警告。(右写真)クマには人がどんな生き物かわからないので、人ができることをする = 「なにもせず静かに立ち去る」。人が果たすべき役割は、そこに尽きると思います。と、言いながら、帰宅後、種を蒔いたばかりの畑に来た鳥に気づき、大声で喚きながら蹴散らしていたのはわたしです。