ブラッコムマウンテンといえばフリースタイルパークが有名です。キッカーのサイズもS~XLと初中級者からプロまで利用できるバリエーションがあり、ウィスラーローカルのスキーヤーやスノーボーダーも上手な人は躊躇なく大きいサイズのキッカーを飛んでいます。
キッカーは飛び出す瞬間のバランスが特に大事で、その前にしっかり体勢を整えなければなりません。たくさんの人が飛ぶとエッジで削られていったりするのでバランスを崩しやすく、パークにはディガーと呼ばれるメンテナンスをするスタッフがいます。この日は湿った雪が冷えて固まりカッチカチのコンディションでしたがスタッフがメンテナンス作業中。斜めにクロスするように削って綺麗な模様ができていましたが、固すぎてもスリップして踏ん張りが効かずバランスを崩しやすくなるので、表面をまんべんなく削って柔らかくしていたそうです。
サイズが大きくなると転んだ時にケガをするリスクが高まりますが、できるだけ失敗する原因を取り除くためにコンディションに合わせてメンテナンスがされているのですね。