10月の第2月曜日(2021年は10月11日)は「Thanksgiving Day(感謝祭)」というカナダの祝日です。Thanksgiving Dayは、日本のお正月のようなイベントで、家族や親戚たちと集まり、ターキーの丸焼きやアップルパイなどの、「Thanksgiving Feast」と呼ばれるディナーを楽しみながらゆっくり過ごすのが一般的ですが、ウィスラー10月8日から行われているターキーセールが行われているように、リゾートでショッピングや外食を楽しんだりしながら過ごす方も多く見られます。
もともとは、1579年にイギリスの探検家マーティン・フロビッシャーが、ノースウェスト海路を渡り北米に辿り着いたことをお祝いしたことが起源だそうです。現在は、他の国の文化がミックスされたり歴史を経て、豊かな収穫と恵に感謝するという意味合いになっています。同じThanksgiving Dayでもアメリカとカナダでは起源や日にちが違います。日本では馴染みのない祝日ですが、他国の祝日の意味や歴史を知ることはとても興味深いですね。