<2012/09/23更新>

北緯50度、標高675mの高原リゾートは、四季折々の豊かな自然に恵まれています。 1年の半分以上は雪におおわれた大地が目覚める春。 日照時間が長く(夏至の頃の日没は9:30PM)、色とりどりの高山植物が花を咲かせる夏。 サーモンが川を遡上し、マツタケをはじめとしたきのこがおいしい秋。 そして、始まる長い冬・・・。 ウィスラーの表情豊かな四季をご紹介します。

 樺太とほぼ同じ緯度にありながら暖流(日本海流)の影響を強く受ける海岸線ちかくに位置するため、気温は冬でも比較的マイルドで、太平洋上の湿った空気が山にぶつかり降らせる降雪量は、毎冬山の中腹で10m、山麓でも4mを超えます。  

 時折北極からの寒気団が降下してくると、山麓でもマイナス20度を超えるときがありますが、これはかなり稀なこと。 平均気温は山麓でマイナス2-3度、山頂付近でマイナス10度前後といったところがほとんどです。 

 もちろんこれはあくまで平均的な数値ですが、例えば同じカナダでも平均気温がマイナス20-30まで下がる内陸のロッキーと比べると遥かに暖かく過ごしやすいのがウィスラーの特徴です。

 

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 例年4月に入ると山麓の雪も解け、日増しに日の長さが増してきます。 毎年3月第2週の日曜日になると時計が1時間進められサマータイムが始まります。 すると一気に7時頃まで明るくなり、スキー/スノーボードを終えた後もテニスをしたり散歩をしたりMTBで走り回ったり公園でバーベキューなども楽しめるようになります。 

 山菜摘みも春の楽しみのひとつ。 コゴミやワラビ、タラの芽やフキノトウ、ヤマブキショウマにツクシなど、山には春の味覚がいっぱいです。 冬眠から覚めたクマの活動もますます活発になり、生まれたばかりのコグマを見かけるのもこの頃。 それでも山上の残雪はまだまだ消えることなく6月初旬まではスキーシーズンが続きます。  

 

 山麓の雪が消えるとスキー/スノーボード一辺倒だったウィスラーの谷間がにわかに活気付き、MTB、ローラーブレード、ジョギングに繰り出す人、湖にはカヌーやカヤックが浮かび気の早いウィンドサーファーまで姿を現します。 雪解け水を集める激流ではカヤッカーがクルクル遊び、ラフティングツアーが始まるのは例年5月の中旬頃。 川には絶叫がこだまします。  

 また山菜の時期に代わって咲き始める春の花にはレッドコロンバイン(オダマキの仲間)ボグオーキッド(ミズチドリの仲間)、タイガーリリー(ヤマユリの仲間)、バンチベリー(ゴゼンタチバナ)、クイーンズカップ(ツバメオモトの仲間)ツイステッドストーク(タケシマランの仲間)ウィンターグリーン(イチヤクソウの仲間)、などなど。

 

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 フラワーリゾート、ウィスラーへようこそ。 初夏から夏にはビレッジ内の花壇には花が溢れ、軒下にはハンギングバスケットが連なり、山には高山植物が咲き乱れます。 

 例年7月に入ると山上の残雪も一部を残すだけとなり、雪解け直後の湿った土から高山植物の若芽が一斉に芽吹き始めます。 黄色いバターカップ(キンポウゲの仲間)、グローブフラワー(キンバイソウの仲間)、マーシュゴールド(リュウキンカの仲間)、白く小さいスプリングビューティー(スベリヒユ科)、アネモネ(イチリンソウの仲間)、グレーシャーリリー(黄色いカタクリ)などが初夏の花の代表です。  

 

 そして一年で一番日の長くなる夏至の頃には11時近くまで薄暮が残り、長-い一日をクタクタになるまで満喫できるようになります。 

 初夏の花はこの頃には終わりを迎え、替わって咲き始めるのはアークテックルーピン(ルピナス)、ペイントブラシ(ゴマノハグサ科)、バラ-リアン(カノコソウの仲間)、アーニカ(ウサギギクの仲間)アルパインアスター(ミヤマアズマギクの仲間)など。 また雪解け水の流れる側には淡いピンクと黄色のモンキーフラワー(ミゾホオズキの仲間)が鮮やかです。

 

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 例年8月中旬頃、秋の気配が静かにやってきます。 日中はまだまだ暑くなりますが、空気が澄んで朝晩の冷え込みがきつくなったと感じると、ポプラや白樺の葉が徐々に黄色く色づき始めます。 

 ウィスラーの隣町、ペンバートンを流れるバーケンヘッドリバーには体を真っ赤に染めた紅鮭が遡上し、山にはキノコが生え始めます。 なキノコの中には日本でもおなじみの真っ白なカナダマツタケも! 散歩ついでに採ったマツタケを手で裂き網焼きで食する贅沢。 ウィスラーの秋は食欲の秋でもあります。  

 

 10月に入ると雨の季節。 シトシトつめたい雨の日が続きます。 夏の間忙しく働いていた人たちはこの時期にまとめて休みを取って故郷に里帰りしたり、南の島で休暇を過ごす人が増えます。 でもビレッジ内のお店やレストランは閉まることなくいつでも訪れる人を待っています。

 この時期はホテルも安く、セールをしている店やお得なコースメニューを用意しているレストランが多いので、のんびりするにはお得な時期ともいえるでしょう。 晴れた日には上半分の雪化粧を済ませた山が見渡せて、初冬の匂いがスキーヤーやスノーボーダーの感覚をくすぐります。  

 

 そして11月下旬、アメリカンサンクスギビングデーの3連休になると、いよいよまたスキー/スノーボード、雪と遊ぶ冬のシーズンが幕を開けます。 この冬は世界のどこからどんな人たちが集まりどんなドラマを繰り広げてくれるのでしょう。 長い冬が終わる頃にはまたスキー/スノーボードにまつわる数々のストーリーが生まれているはずです。 

 あなた自身の物語を創りに、今年はウィスラーにいらっしゃいませんか。

 

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