これまでラストフロンティアヘリスキーに参加していただいた日本人ゲストの皆さまから寄せられたお便りやコメントを、2005年度から参加週ごとにまとめてあります。 2012年度の最後は、三浦雄一郎さん&豪太さんと滑るスペシャルツアーで幕を閉じました。

ラストフロンティア・ヘリスキー 参加者の声

Tour Date: 2012年 Week-16 / 4月13日~17日

今季最後の特別企画として組まれたスペシャルツアー! 三浦雄一郎さん&豪太さん親子の豪華エスコートと滑るツアーのハイライトです! 日が長くなり、雪が適度に落ちついた春のラストフロンティアはのんびり派のスキーヤーには最適なシーズン。 雄大な山並みを眺めながらの快適なクルージングをお楽しみいただけます。 今回のツアーは全行程8日間で4日間の滑走日を設定。 春のヘリスキーを堪能していただくことができました。

特別寄稿 三浦雄一郎さんが語るラストフロンティアへリスキー

 


三浦雄一郎さん&豪太さん親子

グループを山頂で降ろしてテイクオフ!

春先特有のほどよい深さのパウダー

広大な斜面を独占して滑る贅沢な時間

来年80歳!となる三浦雄一郎さんの滑り

「あそこの斜面もいいねー!」

ロッジのスタッフにも評判だったゴールドウィン製ウェア

氷河上でのランチタイム

親子の息が合った滑り

ロッジに戻って乾杯!

参加者と一緒にジャクジーでくつろぐ雄一郎さん

ディナータイム。楽しかった1日に改めて乾杯!

 

三浦雄一郎さんが語るラストフロンティアヘリスキー

 2012年4月12日、世界で最も美しい大都会、バンクーバーは桜の花が真っ盛り。 見上げる山にはまだ雪が積もっている。 ウィスラーのスキー場も今年は今の季節でも全コース滑走可能だという。
  柳沢さん、千安さんという二人の最強のガイドと山岳カメラマンの御案内で町の見物。 昼飯の中華のお粥がとてもおいしい。
  夜は、元我がドルフィンチームにいて今リステルホテル副社長をやっている上遠野さんの御馳走で、最上級のカナダのワインとステーキなどでたっぷりおいしく楽しむ。 
  翌朝、空路北へ北へ。 氷河の山々が眼下に広がる。 よくこんなすごい山岳地帯を黄金の夢(ゴールドラッシュ)を求めてアラスカの果てまで歩いてたどり着いたものだ。
  今我々は、このラストフロンティアに、白銀の世界・パウダースノーのパラダイスを求めて飛んできた。
  スミザースの空港に、とんでもなくでかいグリズリーとこれまた両手で抱えきれない大マス・スチールヘッドが小さな空港に剥製になって住み着いている。 ここはハンティングのラストフロンティアでもあるのだ。
  空港からバスで約5時間。 やっとヘリスキーの聖地「ベル2」ロッジにたどり着く。 おしゃれで快適なログハウス。 大きな部屋の暖炉にはあかあかと火が燃えている。 春なのにまだ2m近くの積雪が有る。
  早速、ヘリスキーに関する説明、雪崩救助用のパラシュートのようなハーネスやビーコンの操作、ヘリの乗り方のレクチャーを皆まじめな顔をして受けている。 特にこのハーネスの胸のコードを引っ張ればパラシュートのように大きな浮き袋が飛び出して雪崩の上に浮かぶんですと聞いて、引っ張ってみたくなった。 今回は唯一、富岡さんが滑走中に何かの弾みで引っ張って、本当にダイダイ色の大きなパラシュートのような浮き袋が見事に開いてみんな大喜びだった。
  晩飯。 ロッジのレストランは30人位で一杯のこじんまりした落ち着いた部屋。 全員でワインで乾杯。
  ちょっぴりお天気が心配だ。 小雨が降っている。 これが山の上では粉雪が降ってくれていればいいけど。 それが本当にそうなっていた。
  フランス製のエースターというパイロットを含めて7人乗りのヘリコプターは、数年前にエベレストの山頂にタッチしたという世界一の優れもの。 ヒマラヤの山々をカラスやワシよりも元気良く飛び回ってレスキューなどでも大活躍している。
  本当にあんな所に着陸できるのといった、ピッケルの先のようにとんがった峰の、両サイドが切り込んだ狭い雪稜の上にある蛍光カラーのついたマークポイントに毎回ぴしゃりと、10センチの誤差も無く着く。 パイロットの名人芸には感動すら覚える。
  ロッジを出るときは春のザラメ雪だったけど、わずか10分余りのフライトで、白銀の大斜面が無限といってもいいくらい広がっているパウダースノーのパラダイスにたどり着く。
  本当にサラサラのドライパウダースノー。 いずれの山頂でも上部3キロ位は50~30センチの極上のパウダースノー。 全員がロッカースキーをはいているので、殆んどパウダースノー初心者の70歳過ぎの大阪の角井さんや田沢先生も、はじめは恐る恐るだったけれど、滑り出して数回ターンすると、おやこんなに楽に回れるのといった感じで、快適に滑走。 ガイドの柳沢純さんがごま粒くらい小さく見えるほど先導して待っている。 全員追いつくとさあ次へ再びごま粒になるのを追いかける。 このごま粒を5回ほど繰り返してやっとやれやれ、こんなに滑り続けて一休みと思う間もなくヘリが待っている。
  札幌出身の藤森先生と中田さんはもう自由自在。 田中さんと富岡さんはK2のロッカースキーで大斜面を快速艇のように浮かびながら雪煙を上げている。
  神田神保町の原さんはどんな雪でもスイスイと見事に滑りこなしている。 悪雪(時に下界に近づくとべた雪も有る)でもなんのその、見事な滑りを見せてくれる。
  静岡の田沢先生は、「出発数日前に膝をひねって痛みがある」とおっしゃるけど、よく頑張って滑っておられる。
  豪太、木村大八郎、上遠野のドルフィン達は、まさにイルカが大海の波を泳ぎ飛び回るように自由に豪快に雪煙を上げ、ヤッホー、ブラボー、ヘイ・ヤーとはしゃぎながら滑り回っている。
  それぞれ10キロあまりのゆったりした、平均20°位の大斜面。 春なので上部3キロ位はパウダーをそれからちょっとしたしまり雪、最後の1キロくらいは春のザラメかちょっとしたベト雪。 これにはちょっぴりてこずることもあったが。
  全員特に田沢先生や角井さんも良く頑張って滑り続けられたのには感心させられた。
  私もニュージーランド、日本、アメリカ、ヨーロッパなどで数々のヘリスキーをやったけれど、このラストフロンティアほど素晴らしいのは初めてだった。 何せこのラストフロンティアのエリアは10年かかっても滑りきれない。 もし全コースを滑ったら5億円もかかるだろうと聞いて、さもありなん。 ヘリの上空から見渡す限りの氷河の山々がアラスカから北極までつながっている。
  スキーヤーにとって、一生に一度でもこんなすごい氷河の山々の大斜面パウダースノーを思う存分滑りまわってみたい。 これでもかこれでもかというエンドレスの変化に富んだ大斜面。 どこまでもどこまでも滑り続ける 。まさに地球スケールの最上級の超豪華スキー。
  田沢先生がぽつりとおっしゃる。 「人生観が変わるほど感動した。 生きる喜び、力が沸いてきた。」と。
  ガイドしてくれた柳沢さん、カメラマンの千安さん、御参加の皆さん有難うございました。

  三浦 雄一郎

 

カナダの日系新聞記事 「スキーをしているから元気なんだ」

日本からバンクーバーに到着された日に、バンクーバーの日系新聞から取材を受けた三浦雄一郎さん。 これまでも縁の深いカナダとの関わりや、スキーとアンチエイジングについてなど、幅広く語られた内容の記事を、バンクーバー新報のサイト上で閲覧していただけます。

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三浦豪太さんから戴いたお便り

 この度は、本当にありがとうございました。 

 ヘリスキーから戻りすぐにヒマラヤにトレッキングだったのですが、しばらくヘリスキーの事が忘れられなかったです。 本当に素晴らしいスキーでした!!!
 ガイドの柳沢さんは深くて軽い本来のパウダーがなくて残念といっていたのですが、 春なので大満足です!!!
 頂上付近はまだ軽い新雪があったり、この時期ならではのスポットに連れて行ってくれたので、コーンスノーや日陰のパウダー、そして標高が変わる度に雪質、地形が変わり十分楽しめました。
 少人数制なので機動力がよく、次から次へと広大なエリアを滑る事ができ、食事も美味しく、アットホームで、一緒に滑ったアメリカ人ゲストとも仲良くなることができて、すべての面で大満足でした。
 次回を楽しみにしています!

 三浦豪太

ツアーの参加者、東京在住のN.H.さんから戴いたお便り

 ラストフロンティアでは大変お世話になりありがとうございました。

 スキー歴50年以上、いつも滑るのは整備されたゲレンデばかりで、バックカントリーやヘリスキーは全くの初体験でしたから当初どうなることかと思いつゝ参加しました。

 初日の2~3本はちょっと戸惑いましたが、じきに慣れて気分よく滑れるようになりました。 誰も滑っていない大斜面では他に対象物がないため、気がつくと思ったよりスピードが出ているのに驚きました。

 10本以上滑ってパンパンになった足を引きずるようにしてやっとロッジにたどり着き ジャグジーに飛び込みます。 その後のビールのおいしいこと。 そして夕食、薪ストーブの暖かい部屋。 素晴らしい自然と暖かいスタッフの皆さんに包まれて夢のように快適な日々でした。 

 間もなく70歳、最初で最後と思って参加しましたが、今はあの雄大なスケールのラストフロンティアーで是非もう一度滑りたいと思っています。

 本当に素晴らしい感動の日々をありがとうございました。

ツアーの参加者、札幌在住のS.N.さんから戴いたお便り

 初めてのヘリスキー、大変楽しい思いをさせて頂きました。 感謝いたします。
 知人から、ヘリスキーの楽しさを聞かされて十数年、いつか自分もと思っていました。 同行したFさんから、「三浦雄一郎さんから誘われ参加することにした」と聞いたのが、札幌テイネハイランド・スキー場のリフトに同乗した時、次の一人乗りリフトに乗っている間に、「私も行きたい」と決め、リフトを降りた時に、「Fさん、その企画はまだ空きがあるかい、あったら参加したい」と参加表明したのが2月のことでした。
 Fさんんが一緒であったこと、三浦雄一郎さんともFさんを介して面識があったことが即決させた要因の一つですが、今回参加できたのは大変幸運と思っています。

 今回は4月中旬の時期でしたので山の北面、南面、はたまた山頂から山麓まで雪質も色々、それぞれを楽しむことも出来、ステージの大スケールを堪能してきました。 また行きたい思いでいっぱいです。

 もし、また機会が出来たら今度は深雪のパウダーを堪能できる季節にと、またまた夢が膨らんでいます。
 柳澤さんをはじめ、スタッフの皆さんにもお世話になり、ありがとうございました。 

 これからも益々ご活躍され、多くの人達に大自然の中の素晴らしい楽しさをガイドしてくださることをご祈念いたします。

ツアーの参加者、札幌在住のT.F.さん(68歳)から戴いたお便り

 今晩は。 その節は大変お世話になり有難うございました。 御礼が遅くなってしまいましたが、その後はちょっとギアアップしたような気持ちで過ごしています。

 三浦雄一郎・豪太さんと滑るカナダ・ラストフロンティアへリスキー・ツアーに参加をして、本当に素晴らしい体験をさせて頂いて有難うございました。 師の三浦先生からお声かけがありましたが、持病に心房細動があり、深雪は下手で転ぶと立ち上がるのが大変な思いをしたこともあり迷っていました。
 「人生は一度しかない。この機会を逃したら一生後悔するよ。 心臓はそう簡単に止まらないから」
 と、カナダでへリスキーも経験したスキーの先輩でお医者さんの後押しもあって決断しました。
 2500mを超える山々の頂きの狭い稜線に鳥やトンボが止まるようにヘリで降ろしてもらいました。 360°見渡すロッキー山脈の冬景色の美しさはなんと素晴らしい別世界でした。 そして足元の後ろは崖、前に広がる雄大なキャンパスを!
 優しいガイドさんの指示のもとで自分なりにシュプールを描いてきました。 全て違う斜面を滑りとても楽しく自信にもなりました。 宿泊のログハウスのロッジも素晴らしく、食事も美味しく、よい仲間との出会いもあり、人生に大きな宝物のような想い出ができました。  

 へリスキーに乾杯!!

 札幌 T.F 68才