<2009/05/08更新>

CAA Avalanche Skills Training Course

AST 講習風景
2006年12月13, 18 - 19日

DAY1

ローカルのスキーヤー3人、スノーボーダー5人が集まり、まずはスライドや資料を見ながら約4時間、基礎知識を学びます。

DAY2

フィールドワークの初日。悪天候をついて、ウィスラーのバックカントリーへ。

スキーヤーはツーリング用具とシールを使い、フルート山頂へ。 「スキーで歩く」、という体験に戸惑いながらも、経験者に励まされながらゆっくりと登行。

スノーボーダーはスノーシュー。

こちらも慣れぬガニマタ気味の歩行にワイワイガヤガヤ。でもなぜか楽しそう。

フルート山頂はホワイトアウトの上に強風。ひとまず少し下って避難し、視界のきく場所でビーコンの操作方法を確認。

「なるほど…、音が大きくなったから、こっちだね…」

ピンポイントサーチはあわてず落ち着いて確実に。

DAY3

天候がすこし回復した翌日、ブラッコムへとフィールドを移して、地形の違い、標高差による積雪状態の違いなどを確かめながら、ブラッコム氷河の源頭部へ。

約45分の行程を登りきって眺める標高2350mからの眺望。

積雪状態を確かめて、滑降前の記念撮影。

滑った斜面。

どんなところに気をつけなければいけないのか、どんなところに危険が潜んでいるのかなど、バックカントリーでの行動に際しての注意点を確認しながら滑ります。

参加者全員での記念撮影。

ウィスラーでの滞在を、もっともっと楽しむために参加してくれた諸氏。この講習で学んだことがみんなの行動範囲をさらに広げる一歩になることを祈っています。

お疲れ様でした。 (J.Y.)

参加者の声

E.N.さんからのコメント

2日半の講習本当にありがとうございました。

 新しい世界が見れてとてもためになりました。 もっともっと色んなコトを経験して、いろんなコトを吸収してゆきたいとおもいました。が、 ジブンがやりたいからといってなかなかできるコトではないとゆう のも実感したのが事実です。

 今回の講習ではyaokiさんもおっしゃっていた様にたくさんの コトを2日半とゆう短い期間で学ぶため、駆け足気味になったのは否めない気がします。そのなかでも一生懸命教えてくださったyaokiさんに感謝して います。ありがとうございました。

T.K.さんからのコメント

 今まではバックカントリーなんて遠い世界だと思っていましたが、これからもっと広いフィールドで滑って行きたいと思いRAC講習会に参加しました。

 4時間の座学で雪崩の起きる仕組みや地形の見方などをしっかり学び、実際にバックカントリーエリアで2日間に及ぶ山での講習を受けました。 スノーシューを履いてのハイクアップ。ビーコンの扱い方。シャベルを使っての弱層の見方。すべてが初めてのことだらけで、寒さも忘れて没頭しました。

 特に、雪崩の危険性が高い地形の判断の仕方は、今までただ単に気持ち良いと滑ってきた私にとって、とてもリアルに受け止めることができました。 雪崩は100%の予想ができないので、その中でどれだけ自分が正確に判断してバックカントリーを楽しむか。というのがキーポイントなんだと思います。 まだまだ勉強が必要ですが今回講習会に参加して、これからのスノーライフが今以上に充実することは間違いないです。

S.W.さんからのコメント

 雪崩について少しでも知ることができて、大好きなスノーボードを更に楽しむことができれば、という興味本位に近い状態で参加したRAC講習でした。

 座学を受けた時点で、自分の軽い気持ちとは全く異なる奥の深い内容に衝撃を受け、雪崩の起きる仕組み、雪質の違いとその後の変化など全てが新鮮でした。 2日間のフィールド講習では、バックパックを背負って滑る、ビーコンを手にする、スノーシューを履いて斜面を歩く、雪崩講習というよりは総合的に私にとってはバックカントリー入門講習になっていましたが、全てのことが初めてで大変勉強になりました。

 中でも印象に残っているのは、弱層テストです。 雪面に負荷をかけていくと見事に層が割れ、弱層と呼ばれる層の存在をしっかり確認することができました。更に切り取った雪を持ち上げてみて、目で見る分には少しの量なのに持ち上げてみるとその重さに驚き。 自分の目の前に広がる斜面の雪がもし雪崩を起こしたら・・・と怖くなりました。

 スノーボードの滑走技術がまだまだですが、これをきっかけにバックカントリーにも挑戦したいと思っています。

T.T.さんからのコメント

 今迄亀裂が大きく入った斜面も春なんかには普通に滑ってましたが、大変危険が付きまとう斜面であった事を実感しました。
 今回の講習では雪崩に対する知識の他、バックカントリーをするに当たっての準備、心構えも教わる事が出来、個人で行く際に大変貴重な体験をさせて頂きました。 且つ、机上の理論だけでは無く、実地に立って経験を踏む事が出来たので、雪崩の起き易い天候、雪質、斜面と学習する事が出来、大変為になりました。

M.T.さんからのコメント

 降雪のあった翌日に、斜面によって山ほど雪が積もっているところと大した積雪がないところがあることを不思議に思っていました。その大きな原因が風であるということをこの講習を通じて知りました。バックカントリーに出かける際に、ただ漫然と天候や気温だけを確認していましたが、雪崩の危険を避けるためにはそれだけでは不十分で、風向や風速も含めて数日遡ってデータを蓄積しておくことも必要だということがわかりました。

 実際に掘り出された雪柱を持ってみるとその重さに驚き、万が一雪崩の被害にあったら肉体的に相当なダメージを受けると感じました。セルフレスキューのスキルももちろん必要ですが、雪崩に遭遇しないための状況判断やルートファインディングスキルを磨くことが大切だと感じました。

また講習最終日に行ったブラッコムのバックカントリーでは、ゲレンデにいるだけでは見られないような美しい景色やノートラックのオープンバーンに出会え、改めてバックカントリースキーの魅力を感じました。一方で一瞬にして変わる天候の恐ろしさも身をもって体験でき、とても貴重な経験になりました。

K.H.さんからのコメント

 今回この講習を受けた事で、雪山のことをより多く知れて本当に良かったです。 今まではゲレンデを滑って楽しむだけでしたが、自分の中で新しい滑りの楽しみ方ができました。 そして楽しむためには、安全に滑らなければならなくその為の方法も学ぶことができました。

とにかく奥が深いので、まだまだ自分たちだけでは不安だと感じましたがこの講習で学んだことを活かし、安全を最優先してこれからバックカントリーに挑戦して行きたいと思います。

 

M.S.さんからのコメント

 今回のRAC講習は、はじめ、日本では受けるチャンスのない講習だなと思い、受けることにしました。

実際うけてみて、とっても雪って深いんだなと思いました。 なだれの起きる原理、どんな状態になるとどんな種類のなだれが起きるのかなど、初めて知ったことだらけでした。地形、その日の天気はもちろんのこと、今までの(過去の)お天気にもかかわってくるといったこと、また、雪のしまり方、積雪量で実際に積もった積雪量、いろいろ思いだすだけでも、沢山学んだなと思います。

また、初めて使ってみたビーコン、雪の中で何かを探すのはこんなに大変なのかと、驚きました。このRAC講習の後からは、なんとなくゲレンデの地形はもちろんのこと、リフトからみえる山などの地形にも目につくようになりました。

こうみていくと、山の楽しさ、そして、山ってこんなに危険なんだというのが、少し実感として沸いてきた講習になったように思いました。見る視点が広がったRAC講習になりました。ありがとうございました。